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玉石を磨いたときに現れる筋のある模様に筋道が表象されるのがアジアのコスモス(「理」)白紙の本は、白紙である一頁一頁が無(アンチコスモス)の署名を構成している。Godard『映画史』において、観客席に向けられたカメラによって明白に隠されている白紙のス…

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tableau書かれたものにおいて書き手は不在となる(ブランショ)というように、思考のなかで投射されたものにおいて投射するものが不在となるのだろうか?『朱子語類』の鬼神論を読むこと。構成的であるのは、死を共有する働きであって、この共有が行われた後に…

昭和の8月15日を考える

‪何が終わったとする記念日なのでしょうか?「戦」が終わったというのならば、「戦」とは何だったのでしょうか?アジアで2000万人の命が犠牲になったことを考えるとき、ファシズムと軍国主義が一緒の方向を向いた「普通の国」の正しい「始まり」をもたない歴…

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内閣支持率とテレビのクイズ番組はおなじナショナリズム?国民からの質問に「あなたに答える必要がありません」と狡猾に答えてきた庶民のクイズ回答者に国民が総理の王冠を与えたBBCは純然な資本主義に駆け込む野蛮なイギリス人を啓蒙する役割を自覚していて…

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‪上京してきた大学生ー特に女性ーはまだ投票先を親に相談した1980年代と、相談せずに親が投じる自民党に投じる現在。違いがあるの?これ以上悪くならないから野党も考えてみてI go to school とI go to the school では分節化が違う。前者は「勉強する」の意…

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起源なき廃墟討論なき都知事選でなにを失ったのか?「もし自由になんらかの意味があるとするならば、それは相手が聞きたがらないことを相手に告げる権利をさすのである。」(ジョージ・オーウェル、出版の自由ー『動物農場』序文)極右翼のヘイトスピーチにNo…

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砂浜に見えた何かの形が波によって消えてしまう。もうそこにないのに存在するかのようにそこにもう一度形を思い浮かべてみるが、反復はない。映画のスクリーンへの投射と類似している。時間は波。そして言語の集中のなかで、人間が存在しないのにあえて人間…

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ジョイス『ユリシーズ』の書き出しの言葉はStatelyで、最後の言葉はYes。この本はSで始まりSで終わる。Sを以って、終わりとはじまりとが繋がっているようにジョイスは書いた。これはアイルランドのことしか書いていないこの本が自己完結しているという印象を…

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“Many people in the West really don’t understand Chinese history and the deep cultural traditions that exist in China.”ーFrancis Fukuyama新自由主義・新保守主義とともに成り立った所謂ネオリベ経済学は、言論によっては覆せぬケインズ経済学の絶対…

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17世紀といえば「危機の17世紀」。この「危機の17世紀」にヨーロッパは外部へ出た。実はアジアも外部へ出た。その17世紀半ばからヨーロッパでは芸術批評が一般の人々に読まれることがはじまった。それまでは特権的な階級だけが読んだ。これは偶然だろうか?…

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" 向こう側にある『歎異抄』はみえる。朱子の『論語』はこうであるかもしれない" (子安先生の『歎異抄の近代』講義(板書)より)「天」=「公」の記号=は何かと時々かんがえる。この等価記号によって、「天」の領域=「公」の領域とのあいだの距離がなくなるとい…

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ソクラテス。それにしても何故死罪だったのか、さっぱり分らない。ゴダール曰く、ソクラテスはロッセリーニとそっくりだったと。つまり、ソクラテスもロッセリーニも、どんな立場の誰とも対話したので公から危険人物にされてしまったのだろうと。なるほど本…

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‪ゴダールは、『新ドイツ零年』(Allemagne année 90 neuf zéro、1991)によって、「歴史」の領域にはいることになった。『アルファヴィル』(1965)のレミー・コーションを、探偵として、かつて東西を分断した境界を超えていくドン・キホーテの分身として呼び…

鎖国はほんとうにそれほど鎖国だったのか?

鎖国はほんとうにそれほど鎖国だったのか?安倍応援団の日本会議の問題は、どういう国にしたいのかという理念性を拒否している点にあると思うのです。残念ながら思ったほどには左翼からも声がきこえません。ヨーロッパ諸国は戦後、平等と多様性を重んじてき…

劇評; 東京演劇アンサンブル公演『揺れる』

『揺れる』(マリア・ミリサヴリエヴィッチ作)は、ベルリンの壁の崩壊後の現代をえがいている戯曲である。<わたしたち。誰でも。何人でも>というト書きは思考を揺さぶる事件だ。これは、戯曲のコスモス(ロゴス)が、反コスモス(わたしたち。誰でも。何人でも)…

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『揺れる』(マリア・ミリサヴリエヴィッチ作、公家義徳演出、東京演劇アンサンブル公演)を観劇すると、演劇は二つの真実がある。肉体を通して次第に素描され形成され均衡し明らかにされていく歴史の真実から揺れる、両義的であり続ける言説の真実が存在する…

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ポストモダンがヘーゲル感染のワクチンだったはずだがどうもワクチンが足りていないようである。ヘーゲルとはなにか?ヘーゲルの言語は近代を体系的に示した。その言語の全体の表象が成り立つ為には、言語が「精神」(Geist、Spirit)として書かれる姿をー『百…

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ここで問題提起。演劇の死とはなにか?死の演劇に交換できない死はない。死の演劇において死は存在を交換できる存在の存在の如くあるだけれどそこで交換それ自身が成り立たない不完全なものが交換の構造の外にある。意味あるその入り口が塞がれようとしてい…

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母音もまた孤立させられて、慣用によって忘れられていた太古の名詞の秘密をあかすだろう。Aは所有(持つavoir)、Eは実在(existence)、Iは力(puissance)、Oは驚き(まるく見開いた眼)、Uは湿気(humidité)したがって体液(humeur)をあらわす。ーフーコ『言葉と物…

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20世紀における存在は戦争における叫び・歪んだ顔・天に仰ぎ地に伏す身体の表象で成り立っていた。存在は死を投射した。絶対の過去が死だった。そして死から存在それ自身を投射する。死に切った過去から問われた存在はずっと死に装束だった。背後から突き刺…

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麻生は自明のこととして、「一つの民族」と言っているけれど、そもそも「民族」の語は百年前に出てきた‪近代の新しい概念。それ以前はどうだったのだろうか?言葉がなかったのだからそれが意味しているものを考えることができなかった。‬‪• 明治に出たもの…

『揺れる』ー 東京演劇アンサンブル3月公演

今年は東京演劇アンサンブルは大変興味深い現代ドイツの戯曲に取り組みます。原画はわたしが描きました。戯曲に反映されているウィリアム・ブレイクの思想を考えて表現してみました。

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今週のお題「二十歳」Noh theatre ‪「さては昔の道しるべせし、人は朽木の柳の精」‬‪「御法(みのり)の教へなかりせば、非情無心の草木の䑓に至る事あらじ」‬‪ー『遊行柳』‬初夢は、詩を語る誰かの言葉を心の中で解釈しようとしているのに、途中から口をパク…

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Chaosmos of Alle 万物のカオス(コス)モスーFinnegans wake James Joyce‪映画というのは、方法としての神話だ。フレームは操作による(世界の)変形だ。フレームのなかに世界をとらえようとすると、世界は全体であると同時に枠づけられた世界は部分である。全…

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アジア思想を考えるとき、絵画における場合と同じように、点は四書の解釈のあり方を再構成する朱子学と『論語』に帰る古学であるが、点が線を作るのではなく、逆に、同一性と差異性の線のほうが脱領土化した点を巻き込み、外への作用に駆り立てる。外部の思…

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「祀られる神」のほかはだれもはいることが禁じられている部屋は果たして存在するだろうか?禁止を破って部屋に入ったら、そこに「祀る神」がいたというんだね。そこでこそ「私」無き「公」の「大御心」が成り立つ。だがこの話はおかしくないか?だって部屋…

フレームから考える映画の方法としての神話的思考

‪映画というのは、方法としての神話だ。フレームは操作による(世界の)変形だ。フレームのなかに世界をとらえようとすると、世界は全体であると同時に枠づけられた世界は部分である。全体は全体である。全体を部分にすることができないのだから、これはフレー…

思想史についてー思想史アマチュアが書きました

講座『大正を読み直す』のときに彼の名前をはじめて知ったとおもっていたが、そうではなかった。忘れていたが、思想の歴史に関心があったがどう勉強していいのかわからなかった学生時代に、津田左右吉の本を読めと父に言われた。そのときは何か彼をとらえて…

コッポラの『地獄の黙示録』を読む

コッポラを称えるアメリカ人観光客が地図を携えて第三世界を旅行するときはいつどこでテロに襲われるかわからないという『地獄の黙示録』のなかにおいて描かれたような恐怖をもって歩いているのだろう。映画がやれることは少ないが、それ以上のことを伝える…

フーコ『言葉と物』

フーコ『言葉と物』の序文と第十章が重要な理由は何か?ラテン語の「世界という散文」よ、さようなら、と、西欧はそれ自身からの異別化を行った。近代はそれによってヨーロッパ中心主義へ行く。形式化された普遍言語を切り開く。この知は地球の隅々までを支…