漢字論

夢の中で荻生徂徠がわたしに、「そこに漢字が書いてあるか?」ときく。 と、そのとき私は漢字を見たのはどうしてなのか?本当にそこに漢字があることを確かめたかったからだろうか? だけどこのようにいちいち見なければならないとしたら、東アジア漢字文化…

エクリチュール論

‪近代の始まりが、原初的テクストにおいて列挙されたものの分けられる場所である<なかで>を不可能にすることによって、列挙される<と>を崩壊させてしまう。ここから、<と>は言語のなかの未知数と成る。崩壊はおどろおどろしい境界とは無関係で、理の言語的存…

ポストモダンの多神教の時代に、一神教のあり方を考えることにどんな意味があるのか?No.2

新オペラ座のシェーンベルク「モーゼとアロン」をみたときは、この舞台で何が問題とされようとしているのか正直わからなかった。2018年の現在、オペラをみながら、砂漠を舞台とした戦争、敗戦の度に多神教に偽装したであろう一神教のあり方を考えていた自分…

十年間

どんな本を読んでもかまわない。何を読むかは自由だ。だけどもしあの大学の教授たちが根本的なことを学生に考えさせることができたら学生達はああいう本を買わないだろうと思う。そもそも現在の教授が根本的なことを考えたことがないのかもしれない。 お前は…

ポストモダンの多神教の時代に、一神教のあり方を考えることにどんな意味があるのか?

‪問題提起; ポストモダンの多神教の時代に、一神教のあり方を考えることにどんな意味があるのだろうか? • 英国のヒューマニズム批判の保守派論客だったけど、啓蒙主義の近代の無神論は一神教を否認するが、自覚なく一神教的な考え方ーこのとき自らの一神教…

MEMO

‪‪「英離脱、なお険しい道」(朝日新聞)と伝えてくるけどね、険しくない道はない。物事はコインのように表と裏があるから、道も両方を見ないと。私は英離脱に反対だが、同時に、喋る内容は別として、今迄喋らなかった人たちが喋りはじめたという動きを私は見…

ゴダール論

‪ ゴダール「あなたがたは映画作家であるよりは作家なんだが、それでも、映画作家と対等に映画をつくることに成功した。しかも、映画の世界から締め出されていた。あなたがたはわれわれが映画を信じるのを助けてくれたんだけど」‬ ‪デュラス「書くことの原則…

『コロノスのオイディプス』

ソポクレースΣοφοκλῆςの‪『コロノスのオイディプス』(Οἰδίπους ἐπὶ Κολωνῷ)に言及して、「オイディプスの逃走と(国内)亡命が示す純粋な線と一体化する」と分析したD&Gの一文。(「線」というのは、言説空間をあえて滑らかな空間と考えてみたらどういうことが…

なにが法であるかー日韓条約と個人賠償請求権

歴史発見クイズじゃないけど、イギリスの裁判は長い歴史がある。人々はよい判決をだす知恵ある裁判官をさがして裁判を依頼した時代があった。裁判官の間で他よりもよりよい判決を出そうと努力したというんだね。時代は違うが、裁判というのは何が法であるか…

バッハ

‪ゴールドベルグ変奏曲。凍った大地を包摂する魂の音。PIANO WOMANが音たちを一つ一つ、天に逃がす。そして大地とともに最後に残ったひとつの音。それはひとのやさしさ‬。

トランプ問題

‪言論の自由の尊重からファシズムの語の濫用を慎むべき所を、敢えて映画監督はトランプを“ナチス”(21世型ファシズム)と呼ぶのはこの語を使わなければ伝えられないことがあるからかだろうね。トランプは結果であるという。みんなが自分たちは抑圧されていると…

原発問題

‪ 「責任は現場にある」の意味は、それを語るひとに「責任がない」こと、そして彼が一体となっている「国」に「責任がない」ということなのですか。多分愛国心とはかくなるものなのでしょう。原発問題とは国家の問題。それならば、困難な課題でありますが、…

言説「憲法教」に反論する

誰が言説「憲法教」を言っているのだろうか?日本会議の稲田朋美が国家神道のかわりに言っているのである。国家神道は恰も多神教の仮面をもっているのは、現在の宗教学の研究によるという。一神教のあり方を隠蔽しているとも指摘される。日本人の宗教は一神…

『リトルネロについて』

問題は、「いま捕獲すべきなのは、不定形で非物質的なエネルギー宇宙の力」(ドウルーズ&ガタリ(『リトルネロについて』) だから力に屈したからといって、力に屈しただけのことで、屈したことは、支配者を超越者として内面化するという隷属化(構造化)までの…

多神教的か、一神教的か

ハロウィンなんですね。多神教的世界を祝うケルトの世界といわれますがね、イエーツについては彼がアイルランドに書きこんだ想像の共同体は一神教的なものでしょう。そう読めます。ラシーヌのフランスからアラン島へ行けとイエーツに言われて行ったシングで…

漢字論

中華帝国は漢字をもつことによって、言語支配者としての成り立ちがある。帝国からすると、漢字文化圏の日本の言語はマイナーである。ところが明治維新の近代からみると徳川日本の漢字がマイナーなのである。同じ漢字に見えても、漢字の見方が違う以上、同一…

京都の僧侶はシニフィエを固定するが専制君主的シニフィアンを提供する。本にかわるものは領土の始原的なものと口述的なもの。唯一の本、宇宙としての本は存在しない(宇宙生成論の解釈が書かれていても)。他方で、町民にとって、宇宙第一の書とは何なのかな…

MEMO

きのうはトランプ・タワーのネオリベについていくポチかとおもえば、きょうは社会主義のネオリベをたたえている、この信念なきポピュリズムは、どうも、単純には一神教的な日本会議と同じ性質であるとはいえないようです。ほんの僅かでも、ポピュリズムのナ…

ジジェクに質問しているトロツキーストー女の声で話す少年達の群れ。去勢lackの問題についての話ではない。何の話か?漢字はボルシェヴィキと毛沢東主義の群衆ではない。漢字は性質を変えずには分割できない狼たちの群れではなかったかと。否、かもめたちだ…

原発問題

浅田彰『構造と力』はよく読めていなかった本だったが、考え方として E = mc²とは「物質と情報の等価性」と読めると大胆に示唆していた部分の記憶がある。さてエネルギー供給に責任を持てという人たちにたいしては、原発でなければいけないのかと疑問をもつ…

「自己責任論」という偏在する権力の抑圧

‪この国にあるそこそこの自由と両立しているようにみえるから、「自己責任論」は、権力の抑圧であるとははっきりと自覚されないが、それは権力の抑圧である。「自己責任論」は自己規制の効果を以って、言論と表現の活動を脅している。「自己責任論」の自己規…

仁斎と徂徠

‪ ‪「測るべからずもの」と徂徠にいわれる天それ自身、ポスト構造主義的に言うと、ここにはまさに絶対における否定と肯定の賭けがあった。否定は主宰性へ行く。仰ぎ見る天が構成されて、史上なものは卑近にあるという。他方で肯定は超越性へ行く。‪天は「測…

漢字論

飯田橋『仁斎論語塾』のワイワイ二次会スタバ懇親会の話題から考えたこと。外国語を学んでかえってきた人ならばだれも一度は、漢字からしか思想が生まれないのではないかと考えるものである。子安氏によると、中江兆民は漢字からしか思想がうまれないと言っ…

芸術、科学、政治学

‪日本の近代が何かを問うときは、問われる対象(日本の近代)が前提にする排除を隠蔽したまま問うことはできない。明治維新からはじめる明治維新批判は結局、明治維新の近代への愛を倒錯的に反復しているだけ。日本の近代がいかに破産しているのかを明治維新の…

言語的存在としての私は何であるかと問う形而上学の問い

‪言語的存在としての私は何であるかと問う形而上学の問いは、言語(ランガージュ)の不条理が先行する。国家は自己と無関係に独立している物を自己の部分的要素として囲い込んでしまう。他方で、理念的な都市に定位する言語の何処にも属する自立的なあり方と関…

‪『フィネガンズ・ウェイク』

‪『フィネガンズ・ウェイク』は、文学のチャンピオン、米国知識人のベスト100の10位(上位)に必ずはいる本だ。この本は50ヶ国語を利用して英語で書かれた「読めない」迷宮だと思うが、そんなことを口にしたら、大変だ、横からアメリカ人は説教してくる。そ…

原理主義の問題

私の理解では、原理主義とは、他をみとめない、そのことによって国にとって固有もの(起源)を見いだすことをいう。現在問題となっているのは、原理主義者の似非文化多元主義の攻撃さらされている政治多元主義の危機であるというふうに考えているのだけれど。 …

水戸学後期

‪『アンチ・オイディプス』は中華文明の文脈で読む解く試みは既に京都のほうでそういうのがあるらしいですね。『ミルプラトー』で発展できる部分があるかもしれません。『易経』の存在はジョン・ケージの本を読んではじめて知ったのだけれど、近代の成り立ち…

地球の民のデモクラシー

‪地球の民のデモクラシー ‪ アイルランドの民はアイルランド排除によって成り立つ国家のなかで自分たちを外国人のように歩かなければならない。イギリスがアイルランドにやったことは、ヨーロッパがイスラムにやったことと同じであると考えてみる。国家の近…

MEMO

Discours la série l'enchaînement l’ devenir 「つねに切断しながらリゾームを追うこと、逃走線を伸ばし、延長し、中継すること、それをさまざまに変化させること、n次元をそなえ、方向の折れ曲がった、およそ最も抽象的で最もねじれた線を生み出すに至るま…