2015-11-22から1日間の記事一覧

THE OBLIQUE CITYー身体と建築との間の関係を問うこの問いから、現代建築が自らを斜線としてのあり方として自己規定するに至った思考の歴史を考えることになりそうです

THE OBLIQUE CITY 建築家だから必ず図面を引くかというとしそう単純なことではないようです。例えばカントは建築家として通用する知識をもっていたということがポストモダン建築家から指摘されていました。難しいですが、人間学の哲学者は哲学の建築を書いた…

FOUCAULT; L'homme et ses doubles

FOUCAULT; L'homme et ses doubles 博物学が生物学となり、富の分析が経済学となり、なかんずく言語(ランガージュ)についての反省が文献学となり、存在と表象がそこに共通の場を見出したあの古典主義時代の<言説(ディスクール)>が消えたとき、こうした考古…

「左翼リベラル」はいかにサバイブするのか?

「左翼リベラル」はいかにサバイブするのか? こういう政治的な事柄はリベラル派憲法の教科書には書いてはいなかったが、護憲「左翼リベラル」が自民党政治の前近代的権威体制の内部改革を求めるとき不可欠だったのは、米国からの圧力だったのだ。だから求め…

吉本隆明

吉本隆明 人間は自分の権能が及ぶ範囲の事柄については配慮することができますけれどね、常の事として、自分の権能が及ばない範囲のところではどうしようもないことが起きてしまいます。圏外の事に関しては責任を感じるまえに自己の無力を感じます。というか…