2016-02-14から1日間の記事一覧

もし別の歴史ならば別の考え方をしたかもしれないのですけれど、しかし私の生きる歴史からこう答えるほかにないのです

「宗教に救いがなければ意味が無いのにどう思うか」ときかれたとき、きょうはなにか無性に腹がたちました。そのときは、信は救済の約束とは無関係だよと友人に答えました。どうしておまえはそんなに怒っているのかときかれました。この当惑気味の問いにひど…

プルースト「失われたときをもとめて」を読む

プルースト「失われたときをもとめて」を読む あえてバイオグラフィーとしての大正 (1912-26)をかんがえると、その生誕は、「失われたときをもとめて」(1913-27)の刊行と殆ど重なります。ジッドはこの小説についていってます。「ある種の書物ーとくにプルー…

プルースト「失われたときをもとめて」を読む

プルースト「失われたときをもとめて」を読む あえてバイオグラフィーとしての大正 (1912-26)をかんがえると、その生誕は、「失われたときをもとめて」(1913-27)の刊行と殆ど重なります。ジッドはこの小説についていってます。「ある種の書物ーとくにプルー…