2016-05-12から1日間の記事一覧

釈 迢空( 折口信夫)の「東京を侮辱するもの」(昭和十年四月)を読む

釈 迢空( 折口信夫)の「東京を侮辱するもの」を読む 詩を解釈するためには折口についてもっと調べる必要があると感じています。この詩にかんして感じたことを素直に書くと、わが魂が祀られる安心な場所がないと、山奥の木ー異界の入り口ーのまえで嘆いて祈っ…

思想史講座ー「江戸思想」と「昭和思想」を読むだれでも。いつからでも聴講できる思想史講座です。前期(4月〜9月)は「江戸思想」を、後期(10月〜2月)は「昭和思想」を読みます

思想史講座ー「江戸思想」と「昭和思想」を読むだれでも。いつからでも聴講できる思想史講座です。前期(4月〜9月)は「江戸思想」を、後期(10月〜2月)は「昭和思想」を読みます。 *思想史講座ー「江戸思想」と「昭和思想」を読む だれでも。いつか…

書評(本多敬)- 子安宣邦 『仁斎学講義』 (ペリカン社)

書評 1、東アジアの「論語塾」、朱子学ロゴス中心主義を脱構築的解体すること 伊藤仁斎が十年近い瞑想中心の知のあり方に限界を知ったのは三十歳半ばであったという一文を読むとき、彼が自分の書斎から縁側を横切って庭へ出ようと一歩を踏み出したときの様子…