2016-09-12から1日間の記事一覧
「論語」の世界 No. 8 ー安倍自民党がアナクロ的に称える<教育勅語の国民>を批判する 小田実はこう言った。「民主主義というのは、しゃべることによって成立する。言っておくけど、これはローマにはありません。ローマとギリシャを混同しないでください。…
ジャン=リュック・ゴダールの世界 No.10 精神が真なるものを考えるものとなるのは、その現前を表明明するときのみ。そして「表明するmainifester」という語には、「手main」が含まれている ・ドニ・ド・ルージュモン「手で考える」(ガリマール社、1936)…
言葉と物のコンパクトな世界 No. 12 (続) 「人間の分身」では、差異と同一性の間の繰り返されるゲームとしての近代の思考について語られる。難しい言い回しである。私はフーコーを読めているとは思えない。だが文脈("王の場所")からなんとか理解すると、…
百年後の人々は9/11をどのように語るのでしょうか?あれは最初の9/11だったとおもいだすのでしょうか。「イラク戦争ではない」という言い方で、イラク戦争の反復にストップがかからないと心配します。イラク戦争はいつ終わるのかという問題提起が必要となっ…
9/11のときは、アメリカ人の死者は2996人であった。 アメリカによるイラク侵攻の間に、9/11になんの関わりもなかった罪無きイラク人が1455590人死んだ。 百年後の人々は9/11をどのように語るだろうか?あれは、最初の9/11だったとおもいだ…
ジェイムス・ジョイスの世界 No. 12 ITHACA, JOYCE ' ULYSSES' 1 What parallel courses did Bloom and Stephen follow returning? ブルームとスティーブンは帰途いかなる平行線をとったか? Starting united both at normal walking pace from Beresford pl…