2017-02-10から1日間の記事一覧

徂徠

なぜ、‪「徂徠学講義『弁名』を読む」(子安宣邦氏)を読むのか? 考えてみたいとおもっていることは、徂徠の『弁名』が、仁斎が読んだ「論語」に対して、徂徠のもう一つの「論語」、もう一つの「論語」史、として読めるのかどうかである。徂徠の探求しようと…

寸劇

寸劇 ヤマタノオロチ「わたしは平成の治安維持法じゃないと言ってるでしょう?」 スサノオ「ならば、共謀罪で誰かれかまわず捕まえようとはおもわないでね」 ヤマタノオロチ「わたしは凶暴罪だ、今からお前を食ってやる」

宣長

‪子安宣邦「宣長学講義」(岩波書店 2006)<真淵の教えー漢意批判より引用>‬ ‪小学国語読本における「松坂の一夜」が、その歴史的な一夜においてあたかも真淵が遺言を授けるように宣長に語ったとされる言葉「あがたゐのうしの御さとし言」とは次のようである。…

宣長

宣長の「方法としての」解読の普遍主義と、思想の自立を獲得する思想闘争を通じてそれが進行した全体をみるべき。両者を切り離すから、固有の構造をいう自文化意識の烙印が近代に成立する