2017-03-20から1日間の記事一覧
ダブリンでのプラトン「ソクラテスの弁明」の読書会のことを思い出した。米国のエンジニア達が多数参加してきた。哲学者の専門家達を相手にした「無知の知」を主張した学問の意味について理解することはなかった。職業人が人間である為に要請される普遍的理…
日本は中世があったかという問いかけに関連して、中世の概念はヨーロッパだけである、と、Le Goffが指摘していたことを教えて頂いた。中世というと、汎ヨーロッパ的な権力を巡って教皇権が世俗王権と争うということがあったのである。権力は知の権力も含む…
避けることができれば避けたい呪われた問いかけ、それはアーチストはアーチストである為に要請される普遍的理念性のこと。定義の型に嵌るならば定義しない方がいい。芸術作品は理性の中に位置づけられない。芸術家は芸術作品なのだ。そしてニーチェが言う意…
三大難問。武士は文化をつくらなかった?日本は中世がなかった?そして武士とは何か?武士は自らを代表することができるためには何が必要だったのか?町人が普遍的な「人」であるために要請される「学」は16世紀の仁斎が最初に言ったが、この「学」は、武士…
何をおいても米国に連なる日本との関係を絶った中国は自らを再構築する民主主義的契機を失うかもしれないこと、韓国の米国の介入を好まない左翼が直に中国と対話するとき米国はアジアを失うこと、ここから日本は自ら依拠すべきアジアの民主主義を失うこと、…