2017-05-25から1日間の記事一覧

仁斎論語

‪『論語』の書き出しは、「子曰、学びて時おりこれを習う」(「子曰、学而時習之」)である。仁斎の注解(現在執筆中の子安氏訳)によると、「学とは倣(なら)うことであり、覚ることである。古えの先人たちの教えにしたがって習い、これを見聞に照らし合わせて考…

「侍女の間」

『侍女の間』は画布の中にそれを含む部屋全体を再配置するとき何をやったかといえば、小さい封筒の中に入れるためにより大きい封筒を折りたたむようなことをした。ここからバロック的問題提起がおきる。なぜ、自ら折り重なるものをフラットにしておくのか?‪…

ネトウヨとはだれか

‪ネトウヨとはだれか? ネトウヨは、指摘されているようには、反知性主義であるかといえば、そうではない。むしろ、ネトウヨの問題は、右翼にもなれないというほどの道徳性の欠如にある。ネトウヨは「みんな」という言葉をけじめを以て効率よく口にするが、…