司法当局の秘語

司法当局の秘語

原発安全神話を推進した政財官マの原発事故は、ほかならない、司法当局の原発事故でもあったのです。ところが、「原発事故の前に今回の規模の津波が発生し原発の主要機器が浸水する危険性を認識すべき状況にあったとは認めがたい」と言うようでは、外部を欠いた、彼らの仲間うちだけにしか通じない秘語、内輪の言葉だと言わざるをえません。 国は絶対に間違うことはない、間違ったようにみえても国の禍は全部民の責任なのだから黙っていろと事実上言っているのと同じです。このように、事故の前に繰り返された同じことを、事故の起きた後も何事もなかったように繰り返すことは倫理的にゆるされませんよ!ある時期土呂久公害裁判支援活動にかかわりながら、危険な原発の問題にたいしては、わたしはなにもしなかったという自分自身への怒りをもっています。ですから、わたしは自分自身への抗議としてこれを言っております。