安倍談話という自民党的な包摂

新聞のコラムで (主体性の哲学をいう) 若い哲学者が‘自民党に入れるな!'とはいわず、'みんな選挙に行きましょう!'と中立的に呼びかけたりするのは、選挙のときになると商店街に全部の政党のポスターをべたべた貼る壁があらわれるのと変わらず、この哲学者の問題は、周囲に気を使うことばかりが先行する配慮のためにそれを語る人自身が何を言いたいのかを自ら無化してしまうことにあります。まさにこれは自民党的な包摂です。今回の安倍談話もそれをフルに活用した結果、公共放送と内閣支持率をアップさせた5%とが共感することに。しかし考えなければならないことは、安倍の言う通りにしたがっていくと権利の全くない社会ができあがってしまうということですよ