集団的自衛権がおこなう戦争の理由付け

「我が国をまもる、我が国の安全をまもる」

来年か二、三年以内にアメリカによる大規模な戦争が起きるのではないかという予想も。戦争法案の強行採決されるこの年に自分がなにを考えていたかを知るためにここで書いておこうとおもうのですが、もしイスラム諸国におけるアメリカと日本の戦争の遂行が起きたとき、しかし「我が国をまもる、我が国の安全をまもる」という'集団的自衛権'の意味づけが、イスラム諸国における日本の戦争の遂行を隠蔽するだけでなく、昭和十年代の日中戦争のときと同様に、日本がイスラム抗日主体を作り出していくことを隠蔽してしまうかもしれません。(日中戦争でいわれたような) 戦争の遂行されている当該地域における新秩序の形成、(まさにイラク戦争でいわれつづけた) 民主主義の政府をつくるという戦争の理由付けを信じ切った国民が、かつて。「そんなことどうでもいいじゃないか」?中国における日本の戦争の遂行をリアルに認識できなかったように、ふたたび、イスラム地域における日本の戦争の遂行をしっかりと認識できないままに、軍事同盟という似非「絶対平和主義」の安倍内閣の「国際貢献」を支持するという最悪のシナリオだって無いとはいえません。「おおげさな」「そんなことどうでもいいじゃないか」?いまから安倍の「そんなことどうでもいいじゃないか」にたいしていかに抵抗していくのか