「左翼リベラル」はいかにサバイブするのか?

「左翼リベラル」はいかにサバイブするのか?

こういう政治的な事柄はリベラル派憲法の教科書には書いてはいなかったが、護憲「左翼リベラル」が自民党政治前近代的権威体制の内部改革を求めるとき不可欠だったのは、米国からの圧力だったのだ。だから求める国民主権と政治参加は本当は、米国主権と米国の政治参加だったのではないかと思わせるほどである。(最近デモはアメリカ語で要求するのである。) だが将来、米国が狡猾にマキャベリズム的にアジアのリーダーたちの権威体制を承認した上で、中国・台湾・韓国そして日本も和解させるとき (歴史修正主義者であるかそうでないかは問題ではないという陰険な大同団結!)、東アジアの反体制派はアメリカという拠り所を決定的に失うことになるだろう。現在は安倍批判を展開しているけれど、イラク戦争でワシントンに迎合していった米国ジャーナリズムもあてにはできない。そのときがきたら、護憲「左翼リベラル」はいかにサバイブしていくのか?今から考えておく必要が...