わたしは死刑制度に反対します。その理由は・・・

わたしは死刑制度に反対しています。その理由は・・・

戦後日本人は日本軍国主義について知っていたので死刑反対の割合が非常に多かったといわれます。日本軍国主義と処刑の結びつきをもう忘れたのですか?とくに安倍内閣になってから死刑ラッシュのようですが、軍国主義の復活の兆候を疑いますね。どんな人も間違いをおかします。人が人を裁く裁判では間違いが起きます。冤罪の問題が常にあることを念頭に置く必要があるとおもいます。また死刑で犯罪防止するという威嚇効果も疑われています。ヨーロッパのどの国も死刑を決してゆるさないのは、様々な理由があるはずです。実際に私が知っている学校教育の場では、この問題について多様なアプローチから子供たちが議論したり作文を書いていました。わたしは死刑執行は殺人を再び国家に行わせることに等しいという考えをもっています。処刑した国家にたいして殺人罪を適用するのはどうしたらいいでしょうか?残酷で野蛮な処刑である、国家による殺人を実現させた法務大臣岩城光英と執行に関わった組織、裁判官・検察官、そして処刑をみとめた裁判員達、あなたたちが高次の人類の法廷で殺人の罪で裁かれることになる日はいつくるのでしょうか?

ー「裁判員判決で死刑 初執行。2009年5月に裁判員制度が始まって以来、初めて市民が判断した死刑因に刑が執行された」 (朝日新聞)