哲学者は新聞に媚びるな、また新聞は自分のために代弁する哲学者を都合よく利用するな

哲学者は新聞に媚びるな、また新聞は自分のために代弁する哲学者を都合よく利用するな、とおもう。常の事として、日本哲学者は、心へのアプローチから問題の所在を指摘するような哲学的とは到底言い難い態度で語る。若者を見ていると理解したいとする様子がわかる、若者に応えるために新聞は正確な情報を与えよ、などと注文するが、当たり前じゃないか、だがそんな当たり前のことがもう無理なんだから、ファシズム前夜のこの危機的なとき、せめて、まだ哲学の力を信じているならば、哲学者としてどう考えていくのかをぜひとも教えていただきたいよ、理解したいという若者たちにも、そして若者ではない理解していたつもりの失意の人々にもね