社会民主主義よ、理念性をすてないで!

左翼リベラルから「憲法愛国心」とか「9条愛国心」の気持ち悪い言葉をきくことがありますが、もし矛盾していないとしたら、この言葉が意味しているのは、憲法の理念性(人類の平等性・同一性を言う)が、(理念性を否定する)ナショナリズム(国家・民族のなかの同一性)によって包摂されているということ。健全なナショナリズムのことに限定しているつもりでも。(日本会議も危うい「健全」の観念を祀っているんじゃないでしょうか。)社会主義者ならば格差の問題の解決は愛国心からはあり得ないということを一番知っていたはずなのですが、2009年を契機に社会党までが・・・。とうとうきみまでもそうなっちゃったの?という驚きと溜息。社会民主主義よ、理念性をすてないで!