ジャン=リュック・ゴダールの世界 No.38

  • ジャン=リュック・ゴダールの世界 No.38

  • ’けれども彼がまだ持ちこたえているのを見た魂は、持ちこたえてい理由があるはずだと認めなければならず、その理由を持ち出して、それが通用することを懇願する。時として、あらゆるものの、そしてわれわれ自身の存在とは、こんな類の現れ方をするのだ’

  • ・本「映画史」では監督たちの顔の行列が示される。映画「映画史」ではヒチコックのナレーションがはいる。「芸術の形式とはどれも、芸術家がそれを自分なりに解釈し、そうすることで感動(エモーション)を生み出すためのものであります。文学は、言葉の用い方や、単語の並べ方でそれを行うことができるわけです。ある物語を、物語を語るための様式や方法によることなく、ただその内容だけで見ることができるのに、お気づきになることがおありでしょう。つまりところ、映画芸術とは、基本的にそのことなのであります。」

 
自動代替テキストはありません。