In Praise of Godard (1)

  • In Praise of Godard (1)

”なぜならそれらを通じて、そしてそれらによって、アルフレッド・ヒチコックは、アレキサンダージュリアス・シーザーヒトラー、ナポレオンさえ失敗した宇宙のコントロールを、成功させたからだ’

ゴダールは過剰な書き方で問う。大衆を心の中心からとらえ尽くすことができる「宇宙のコントロール」はなにか?それは、大衆が無意識になんとなく見ていた映像を編集する、ヒチコックにおいて完成をみた、「宇宙のコントロール」という。問題となってくるのは、政治でもなく道徳でもなく、政治と道徳の間にある、まだ映画が影響力を保っていた時代にそれがが定位していた領域である。(これに関しては、歴史を文明で語ることの怖さがあるが、この全体性は、映画を作り出すことがなくとも、コンパクトに、総体としての文明論をヴィジュアルに編集する能力と関係があるように思う。基本的にはファシズムに抵抗する映画のあり方の模索があるが、深読みかもしれないが、90年代のゴダールグローバリズム資本主義にたいする批判だけでなく銀行が支配していくヨーロッパ統合にたいして反発があったのかもしれないが、正直それははっきりとわからない)

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