海外の諷刺画を読む - トランプ大統領と安倍首相

  • 海外の諷刺画を読む。安倍首相に向けて、トランプから「同盟関係」を維持しましょうとばかり握手をもとめて乗り出しているかのようです。安倍首相は彼の支持者たちに向けて都合よく演出したいようだが、これが揶揄されているのです。だが注意深く見ると、トランプは実際には安倍首相とは握手していません。ただビジネスマンの作り笑顔のお約束の握手。記事を読んで改めて知ったが、安倍が勢いのある中国を牽制するためならばプーチンとかの強権的政治家たちと仲良くしようとしているようなタカ派政治家として海外ジャーナリズムから軽蔑されていますね。トランプは本当に安倍と彼に忠実な7割の国民を安心させるのでしょうか?問題となってるのは、相互の信頼関係ですが、眉唾の「同盟関係」とやらが、経済的競争とそれがもたらす相互の敵対感情によって、あっさりと崩れるという可能性だってあり得るのです。"ドン"と彼の家来との間の"対等"を演じる奇妙な関係を面白がったトランプ・ショーに続いて始まるのが、安倍王国の孤立を伝える番組かもしれず、そのときそこでこの王様を慰めるためにつぎは誰がSSの制服で踊り歌うことになるのでしょうか?

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    Don, meet Shinzo: America and Japan
     「当選して1週間後にとんでいくというのは、大変失礼だが『朝貢外交』でもやっているつもりではないかと思う」(野党議員)
    朝貢外交とか冊封体制では、与えるものよりも与えられたものがおおきかったといわれる。ところが安倍首相の場合は、経済主権と等価の大きすぎる贈り物を与えるつもりでも、トランプは自分の臣下に掌の小さな贈り物しかあげるつもりがないのだとしたら、この同盟関係は朝貢ですらない