異常なことが始まろうちしているー安倍首相と稲田防衛大臣

靖国神社というのは不戦の誓いをするところではない」(稲田防衛大臣)。敗戦後、隠していた、戦争神社(War Shrine)の正体が露骨に見えてきてしまったということだね

オバマ氏が大統領を続けていたら安倍首相はそのまま靖国公式参拝させたか?そうとはおもえない。「他者を決して自己のための道具にするな」に反する、人類史的に卑怯な裏切り行為だ

エリート層の伝統的保守主義の論理も止めることができないような、"選挙を重んじるファシズム"とも形容されるグローバル時代の極右翼の方向はトランプと安倍の間に共有されていますね。だからといってfriendship が成り立つわけでもなく、トランプの登場で、資本主義の弱肉強食というか、日米間のリアルな敵対的競争がどんな「同盟」も崩してしまうとおもいますよ。だからこそ、安倍自民党はアメリカについていこうと必死ですが、「TPP」「日米同盟」が終わり、「北方領土」も挫折、安倍政治の敗北が外部からいきなり来たという印象を持ちます。今朝報じられていたように真珠湾を「和解の象徴」としたいと語る安倍ですが、「歴史観」が明らかにされていないという新聞の言葉を読んでおもうのは、何を寝ぼけたことを言っているんだ!安倍の思想をもっとも体現した稲田防衛大臣がそれをはっきりと示しているじゃないか、ということです。安倍に残された最後の道は、それは国民運動としての靖国への道ではないでしょうか。稲田防衛大臣も、政教分離なんから遥かとところで発言していて、祖国に従えと命じてくる靖国に一国民として参拝したと言っているのは、ファショ的な呼びかけという感じです。