分類できないもの

A ヴィクトリア朝功利主義の時代の風景画は、帝国の無駄なく開拓された領土を示すという。境界線の向こうに敵がいるという超越的気分で絵を見るらしい。「万葉集」の見るという経験を近代は発見したというが、何かそういうことと関係があるのだろうか?

B ウルフの小説にテムズ河が凍ったときの歴史の回想がある。交通が不可能に、ロンドンの死。日常におけるあのわかりやすさのわかりにくさが凍るとき。人間の生が侵入するときでもある

C、宗教が自らを宗教ではないという否定から説明するとき直ぐに二度めの否定を呼び出さなければならない。「ノー」とは言わないという調和を重んじるからという(否定を否定している)

D、小池塾の受験者が「チャンスを掴んで世界的になります」と喋ってました。成程、マイノリティの教育を受ける機会を奪う極右翼の党首とあなたの名前を人類は許さず忘れないでしょう