世論調査

国際協調主義の誓いを果たすために外交が重要。まさに外交官たちを沢山派遣しなければならない所に、反対に、大使を召還してしまう。袋小路の出口を塞いでしまうことでいいの?

召還に

喝采せよと

孤立が

膨らむおもてなし

オリンピックの

「大使召還を含めた政府対応を支持50%、不支持8%」(NHK世論調査)

グロテスクに、滑稽ですね。敗戦後に誓った国際協調主義の理想を果たすためには、なによりも外交が重要なのに、外交官たちを沢山派遣しなければならない所に、その反対に、大使を召還してしまうことで「出口」を塞いでしまうわけですから。あと思うことは、トランプは非政治的に振る舞うことで政治的な効果をあげようとするとみられていますが、このトランプを猿真似して得意になっているんですかね?ビジネス的に解決できないことならば「面倒くさい」ので関わるのをヤメてしまうという、政治に持ち込んではいけない、「公」なき、ビジネス主義とナルシシズム的孤立主義。しかしこれは、(最初に述べた)国際協調主義の道ではありえません。

そういう歌がありましたね、コロッケさーん(笑)。稲田防衛大臣靖国参拝の問題と切り離してはいけないのですが、マスコミの問題は、安倍の歴史修正主義靖国現世の歴史的パースペクティブを持ってないこと、だから何を伝えていいのかとわからないという感じにみえます。啓蒙的役割を果たせなくなってきたということですね、知識は一杯持っていますが、グローバル時代から展開してくる普遍主義のトータルな視点で分析することができないようにみえます。被害者の救済は急ぐ必要がある一方で、戦前の日本が朝鮮半島で人類的犯罪を行ってきたという責任を何百年かけても果たすべきです。改めて思うことですが、日本側の都合で、短期的問題と長期的問題を無理に一緒にくっつけてしまうことに間違いがあります。このことを指摘しなければならないのに、そういう意味で、「表」といわれている「公」がマスコミからなくなってきたという危機感。安倍の「私の立場」と彼のヘイトスピーチとその行動に一緒にくっついていっているようでは、飼いならされているといわれても仕方ないでしょう...