Joyce

ブルームの理解不足にはいかなる慰めがあったか?

自分が鍵のない有能な市民として確定しがたい空虚のなかを未知の世界から機知の世界へ精力的に前進して来たこと

(ジョイス「ユリシーズ」イタケ挿話より、丸谷共訳)