言語の端

‪宇宙に"見えない"暗黒物質が遍在しているという。そこで、どこにも存在するが私に聞き取れなかった、書かれない言葉の存在を連想する。「恥ずかしい」と思わされていて「公」に現れず辞書もないのが普通。発音の仕方はそれを使っている場面で学ぶ。「私」の領域のなかに囲い込まれているが、共同体の観念を作り出すようなそれほどの民族性がない。これから、洞窟の中で、書記言語としての思考のスクリーンに投射されるかどうかはわからないが、対他的に理念化で きなければ消滅してしまうだろうという、グローバル時代に世界文学を読む市民が無視できなくなってきた思考の形式としての言語の端が存在する...‬