世界宗教

昨日古本屋で手に入れた津田左右吉をパラパラとめくる。「世界宗教」という言葉に目がとまる。思い返すと、ヨーロッパではキリスト教ユダヤ教イスラム教の三教の傍観者的観察者だった。現在は仏教儒教神道の三教になっているのだけれど。人類に共通な宗教思想や道徳観念があるし、民族的祭祀と崇拝の特異な形式があることはたしかだ。多分私の関心を占めるのは、特定のどの宗教の内容ではなく、三項関係とそれをいかに認識するかというその認識の可能性である。そして、ぼんやりとしかわからないことだが、三つのよりも二つの(無)関係(例えば映画のモンタージュ)のほうが複雑さを含むのではないかと直観的に思っている

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