知識人

‪命題;「われわれ」あるいは「わたし」をいう文化人であることが知識人がする外部への依拠の全否定を導くときは、自己にあっての差違において要請される批判性が失われることになる

「自己にあっての差違においてでなければ。おのれを同一化しえず、「わたし」あるいは「われわれ」と言えず、主体の形式をとることができないというのである。この自己にあっての差違がなければ、文化や文化的同一性は存在しない。」(デリダ『他の岬』)