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仁斎論語

‪西欧の思想は、上か下か、先か後か、外か内か、によって考える三つの基底がある。他にない。(たとえば「上」x「先」x「内」= 超越性」)さてアジアはこれに四つめの基底を付け加えることができる。つまり西か東か、という基底である。相補的な意味で、西と東というべきかもしれない。東を指さすたびに西が少しづつズレていく。言い換えると、西の同一性が失われていくといえるだろうか。東を指さすたびに西が少しづつズレていくというのは、子安氏のもとで仁斎の『論語』注釈を読むとき考えたことである。‬仁斎の注釈によって、『論語』が読めるテクストになるだけでなく、それは、漢字文化圏の思想を指示することであり、そこから江戸思想から西欧近代を相対化していくことの意味を問うことになるのではないか

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