吉本隆明

吉本隆明親鸞も理解できない。吉本と彼が読む最後の親鸞ならばそこから理解が始まる。「親鸞が、<知>の頂きを極めた所で、かぎりなく<非知>に近づいていく還相の<知>を説いている」といわれるように、二極の間ー党派と大衆ーに存在している最後の吉本を理解できるだけだ