イギリス人はYesかNoかと答えなければならないような質問の仕方を嫌がる

イギリス人はYesかNoかと答えなければならないような質問の仕方をすごく嫌がる。警官から質問されているように感じるからだ。だから大抵質問文は長いのである。例えば、電車の隣の日本人に、あなたは新宿に行くのか?とは直に聞かない。"あなたは新宿に行くのか、池袋に行くのか"と聞くのだ。同様に、共謀罪で国際マフィアを取り締まるのか?テロを防ぐのか?と聞くだろう。これに、Yes\Noと答えることは意味がない。Yes\Noと答えるかわりに、文を作っていくのである。相手に、選択の自由を与えるようにする。そうして言葉のキャッチボールが成り立つものなのかもしれない。