現代のデウス・エクス・マキナ Deus ex machina

マネタリズムがみようとする‪均衡が安定した状態か、この反対に、マルクス経済学がみる不均衡で不安定な状態ならば、簡単に気がつくだろう。だがこの二つのどちらかの内部からみようとすると、不均衡なままに安定している状態というものに気がつかない。問題がみえてこないというか。ケインズが指摘したポイントだ。ここから脱出するためには、世界の端から、鏡像的なデウス・エクス・マキナDeus ex machina の介入が要請される。‬供給の端から需要をみるのではなく、逆に、需要の端から供給をみてみようというのである。‪そのとき財政政策と金融政策を一緒に機能させる‬