21世紀にフーコを読むことの意味

‪「言葉と物」を読むと、単純なものは、互いに切り離せぬ関係を以て、複雑な表象をもつものから自立している。此処から、思考を構成する四つのもの(分節、主辞-属辞関係、指示、派生)へ展開するというような書き方をフーコはする。画家がそいうふうに描いていくことになったというべきか。ネグリ帝国論(世界資本主義v.s.マルチチュード)から、恰も世界史の必然性を以て(?)、柄谷グローバル帝国論 (アメリカ、ロシア、ヨーロッパ、中国)が展開する今日の言説は、これを反復しているだけだ