否定

左翼的ラジカリズムの否定し尽くす否定は自らを消滅させてしまう。切実な問題である。解体<近代>は自ら近代に絡みとられていたのだ。反省した(反省したはずの)左翼は、消すことができぬ差異(他者)を拠り所にする思想の形を求めた。ここから、市民的多様性へ行く。