おてんとうさま

お祭りの夜店で祖父が買った味噌おでんをパクっと食べてしまった。「食べてません」と嘘をついたら、「おてんとさまのばちがあたるぞ」と叱られた。‪どうも心の中の「反省」とは違うようである。意味がわからぬ「おてんとうさま」を三回聞いたのを思い出した。‪(ここでフラッシュバック。) 天から罰せられたらもうこの世で償うことができないのに、嗚呼、少年の私は何をしているの?(現在に戻ってくる。) ミケランジェロティツィアーノは、天使から逃れようとする、または部屋に来た天使に顔を背けるマリアを描いていたのだけれど、彼女はそれまではその天道様の「天」を直に仰ぎ見ていたということなのだろうか‬!?