マラルメを読む

‪詩は天空を住処とするように、魂は言葉にすんでいる。(魂は理念に?)だけど、マラルメが言う「住処」と呼ぶあり方が、詩も魂も土地=鏡に在るというならば、私の構成ではない。ブレッソンが言うように、(アパートの)壁に掛けられている額縁と同じ大きさをもつ映画のスクリーンの意味を考える。詩はここに‬


Avec comme pour langage

Rien qu’un battement aux cieux

Le futur vers se dégage

Du logis très précieux


ー Mallarmé


宛(さなが)ら言語としていわんか

天空へのただのひと煽(あお)ぎ

未来の詩句が放たれる

まこと妙なるその住居(すまい)から