「『昭和』とは何であったかー反哲学的読書論」(子安宣邦氏、藤原書店 2008)

‪透明な深みと不透明な厚さ。透明な深みとは、真実のコピーとして表象される偽物があり、オリジナルとして表象される本物があるという分割と排除である。不透明な厚さー物として世界にあることの徴ーとは出会いである。問いかけが不可能に絡みとられているとみえても、なんとか、理念として、「『昭和』とは何であったかー反哲学的読書論」(2008)は自ら住むのは不透明な厚さだと言っている‬(とわたしはおもっている)