ドキュメンタリー映画『シャルギー(東洋人)』

井筒俊彦の生涯・思想・業績を紹介する

ドキュメンタリー映画『シャルギー(東洋人)』


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ドキュメンタリー映画を見て、不十分だけれど、知識のないわたしのようなものでも、イスラム原初テクストを媒介とした中心と周縁の言語的関係の輪郭をすこし考えることができた。周縁において、支配者言語で考えられて発展した思想に中心が関心をもつとき、二項対立を超える知的発展ー議論ある言語の場ーが成り立つか。大変興味深い。帰り道、映画に、中国が発見しているというポストモダン孔子(江戸思想において発展した)の現在をみる考え方があった‬ようにとおもったのだけれどね