時代のスピードがはやくなってきたとは、物の見方が大きく変化するようになってきたということ

時代の支配的見方である「正しい」ことにこだわる<教条主義>の倫理的問題が理論的に分析されるようになったのは、1970年代からのポストモダンの時代にだとおもう。あれから50年、テクノロジーの進歩とともに、加速していくように時代のスピードがはやくなってきた現在の問題は何だろうか?時代のスピードがはやくなってきたとは、短期間に物の見方が大きく変化するようになってきたということ。だけれど約十年前のネットの原発体制に異議申し立てて街頭に出る自発性についての見方も変えさせられてくるとしたらこのような事態は倫理的なことにかかわるようにおもう。歴史修正主義が語る「正しい」ことに沿って、依拠できる物の見方を変えさせられてしまうことをゆるしてしまう現在の問題の存在を昨夜は語り合った。やはりこのことは、<教条主義>から反<教条主義>へとと二項対立的に直線的に自由に揺れ動く近代の問題を構成しているのではないか