マネ

‪トランプと彼に最高裁判事に任命されている人物を支持する人達をみると、あっちに行ったら自分たちに不利となると多分知っているはずなのにどうしてあっちに行ってしまうのかと考えこんでしまう。もちろんこれは安倍政権の支持者の問題でもある。問題は、国家を内面化する人達は国家を内面化し過ぎているのではあるまいか。マネから近代がはじまるといわれるが、彼が描いた女性たちの眼差しを見ておもうことはこういうことである。近代の主体は、国家を相対化するような、不可能だけれど、形而上学的コスモスに内面化する究極の主体の理念ももってもいいとおもう。そのことにより、全体主義というほどではないけれど他者排除という起こり得る政治的災害に向かってこれしかないと集中していく国家理性からの距離が成り立つかもしれないとおもう