1998年のベルファスト合意 (The Good Friday Agreement )

‪ ‪英離脱Brexitはうまくいきそうにもない根本の理由の一つに、イギリスが1998年のベルファスト合意 (The Good Friday Agreement )を永久にまもらなくてはいけないことによる。本来はアイルランドの地域紛争を解決するこの合意がイギリス全体を規定してしまう程の重要性をもつことになると誰が予想した?‬ もはや「領土」が存在する時代ではとっくになくなっている。英離脱Brexitをめぐる色々シナリオがあるが、メイ首相失脚の後予測される選挙の展開によっては、スコットランドの英国からの自治が一層進んで、英離脱Brexit大英帝国よもう一度の野望とは正反対の方向に英国の解体が始まるとする有力な見方がでてきた。EUEUで、もはやEU普遍主義は同じ形では成り立たなくなったようだ。‪漢字文化圏の‬EU普遍主義をモデルにしようとしていた東アジアの共同体も、米国と中国との間で、新しい普遍主義のあり方を模索する時代にはいったといえるだろう、このことは決して上から目線で言っていることではなくて、卑近からの視線で