ヒチコックの宇宙のコントロールとゴダールによって呼ばれた映画界(=多-異界)

死者はなくならない。たとえば生まれ変わりの物語が語られていく意味は何かを考えることによって、近代のあり方を問う。近代に顕著な本来性の見方(一義的な決定的な解釈)を相対化しよう。見えるもののなかに見えないものが遍在する、ヒチコックの宇宙のコントロールゴダールによって呼ばれた映画界(=多-異界)。同一のスクリーンに生者と死者が共存している。死者を忘れてはいけない。トリフォーを忘れてはならぬ。

(写真はゴダール『映画史』より)

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