スコットランドの独立の意味

スコットランドの独立は、独立を主張するが、もし平等の関係を重んじる熱烈なインターナショナリズムを尊重しまたこれに支えられていなければ真の独立は不可能だというようなことを言ってきた。現在の段階では、それでは「想像の共同体」としては「弱い」という声があるが、アイルランド独立の問題を観察している多数派が言う「独立」の意味は「自立」の概念に近い。メイ首相は民の声を聞きに集会の場に来るべきで、自己の為に権力の地位に執着する首相から英国議会のコントロールを取り返せと訴えているのは本当にその通りだ。スコットランドの民の声を訴える直接民主政は代表制の秩序もおもんじるのは、啓蒙主義の伝統があるからかもしれない。グローバル時代の諸社会構成体の「国民化」とは異なる方向をもっているのではないかおもう。無修正に行われるBrexitなどは「国民化」の作り物語的な儀式にほかならない、と、イギリス人のために考えている。

‪ハードBrexitの政治家達は、19世紀の時代感覚で「主権」を言うことによって、21世紀に領土を作り出してしまったというのでしょうか。 EUにとって、「領土」としての北アイルランドはありないことを理解できません。言説のなかにある「領土」をめぐって、アイルランドの統一を求めるナショナリズムと、英国のナショナリズムが起きてくる危険だってあります‬