ゴダールの作品『イメージ・ブック』とは何か?

f:id:owlcato:20190404154643j:plain ゴダールの作品『イメージ・ブック』がやっと公開されるようです。作品はゴダールらしく期待どおりに期待はずれだろうか、否、期待はずれの期待に反して面白いのではないかといまから心配しています。<イメージの本> 、それはなにか? <イメージの本>に先行していたのは、不透明な他者である<本のイメージ>であるぐらいのことしか言えません。それは白紙の本か?と、まだ見ていないのに、ゴダールのすべてを語ってしまいました。わたしはすべてを語ります。しかしそれはすべてではありません。映画を見て別のことを考えようとおもいます。

思想史且つ<解体>思想史的は、関係そのものをうちたてる思想且つ解体思想が問題となってくる。政治は、これと平行的に且つ非平行的に、自由に喋らせてくれという方向に分裂しなければならない。関係をうちたてること、分裂すること、そしてそれらを映し出す思考のスクリーンを人々がもっているか?