ベケット

Becket

‪ダブリンに引っ越して一週間めに、「モロイ」のひとり芝居をテンプルバーでみることができた。小説はその後に、数年後に読んだ。アイルランド出身のベケットは小説を書くときかならずフランス語で書いた後にこれを英訳した。理由はわからないがこの順番はまもられる。自己自身を翻訳していくみたいな変な投射が文学を構成している。自己自身を二重化する言説空間を書いているのか、ちゃんと、秩序と秩序の間に外部に連れ出してくれる小鳥が存在している。‬

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