柄谷行人 多様性へ行く1960年代は、普遍主義批判の時代でした。たとえばフッサールの読み直しが行われたとき、意識はこの普遍主義イコール一つの構造に属すことができないと。普遍主義批判は単一の構造に対する批判を意味していたのです。さて、ギリシャ…
「直線的文字(エクリチュール)の終焉は...」ージャック・デリダ「グラマトロジーについて」(1967) 二十世紀精神史の渡辺先生の語り口を思い出してしまうのだけれど、多様性へ行く1960年代は、普遍主義批判の時代であった。デリダのこの一文を読…
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