梟猫のバザン

ホ~ホ~、お久しぶり!

バザンさんについて語りたいのですけど、ウロウロウヨウヨと迂回していてはじめられないでいますニャ。挨拶だけはちょっとしておこうとおもいました。ところで、バザンさん、あなたたちは、民族主義の全体的幻想から戦争が拡大していったとかんがえて、どの民族語にも依存しないような、しかし映画の普遍言語としての映像言語の意義を、啓蒙的に説いたといわれます。そういう政治の目的から離れたところで、50年代にハリウッド映画の作家達を発見して60年代に経験<感覚>に依る映画を次々につくっていくことになったゴダールたちの「芸術至上主義」をどうおもいますか?と、バザンさん、そちらにいくときは、ワイワイガヤガヤと行きますからね。

 
本多 敬さんの写真