社会の権利を引き裂くサリーちゃん(小池百合子)

人間の権利を引き裂くサリーちゃん(小池百合子

「東京に核ミサイルを」「核武装を」「急げ軍法会議

少子化の最大の原因は頼もしい男性が減っていること」

「子供に喧嘩に強くなるように教育しその中からリーダーシップを」

 

小池百合子の「病み上がり」発言はどう考えていかなければならない問題なのか?
トランプとてそれほどの酷い言葉を一度も口にしていないかもしれないのにとおもうのですが、選挙のときになればトランプがなにを言っても許されるし同等の資格で自らも罪無しと小池百合子は開き直っているようです。しかし「病み上がり」の内容は、小池が自分に都合よく解釈するように恣意的なもの。むしろ問題は、「病み上がり」と<言う>その行為にあります。問題は、小池が「病み上がり」と名指すその行為によって、名指された人が罰を受け社会から排除されてしまうという恐怖にあるのではないでしょうか。だれでも「病み上がり」となり得るのは、ナチスが台頭してくる時代にだれでも「ユダヤ人」とラベル張りされる可能性があったこととおなじです。「病み上がり」と小池から名指された者は、考えることができないから社会にかかわるべきではない、と、小池によってはじめて言われることになったこの言説の権力の問題を問うべきです。そしてわたしたちは小池のへイトスピーチにたいして怒りをもって抗議しましょう! 

 

本多 敬さんの写真