「沖縄の勝連城跡からローマコイン 海上交易で流入か」について

あらためて思うことは、琉球は囲まれない海上貿易に属していたのですね。シューレアリスムのバタイユ古代ローマのコインを収集していて、ロンドンでその展示をみたことを思い出しました。ずーっと見ているとなにか一つ一つの金属片が過去に存在したであろう果てしなく広大な空間への入り口というか、内面世界にはいっていってしまうものなのですね。過去世界のコインの顔というか、仮面ですかね。「ドキュマン」誌で同じ問題意識をもっていたかれと同時代のエイゼンシュテインの映画も顔のリアリズムではなく寧ろ仮面が主宰する宇宙の劇場。だれがこのコインを持っていたのかについて今後の調査で明らかになってくるでしょうが、動物(馬)とか人物(皇帝)の顔の表象を結びつけるということは当時のアジアの貨幣に起きなかったのはどうしてなのかと興味があります。やはりこのコインをもっていた人物もおなじことを考えていたのでは?まだ15世紀はこの意味を知っていたかもしれないが、16世紀はもう読めなくなってしまうという...

Coins issued in ancient Rome have been excavated from the ruins of a castle in a city in Okinawa Prefecture, the local education board said Monday, the fir
japantimes.co.jp/news/2016/09/2…