ブライアン・フリール

グローバル時代において、パワーを失った霊能治療者(=20世紀知識人)がフリール戯曲に登場した。「オモテの西洋」の裏地doublureへ行くとき、グローバル資本とそれに対抗するナショナルなものに二重に搾取されている女性達が存在する。知識人は「ウラの西洋」とその加担から自立できるのか、これはアジアの近代の問題でもある。