読本「南総里見八犬伝」

1814年刊行の読本「南総里見八犬伝」は公共放送の人形劇でみた。因果応報、勧善懲悪の思想に貫かれていると近代主義からの批判があるが、「仁義礼智孝悌忠信」の玉たちがなーんか野球のボールみたいに、世の中に飛散するのが面白かった。玉と玉が出会うのは路である。「論語」を読んで構造があることを知った