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デリダ

ジョイス「ユリシーズ」に風神アイオロスの名を与えられた挿話がある。現代ジャーナリズムが風の譬喩となっている。ブルームがHello?と呼びかけ、人間違いかもしれないがそんなことは構わず、偶然に、モーリーがYes、Yes、Yesと答える。その間に、なんと何百頁の<遅れ>が介在すると指摘したのはデリダである。最初は頑張るが、やっぱり期待外れというか、空気を読んで戦争協力してしまうマスコミに対する、抵抗としての存在論的の文学電話ならば、そのYesはNoの意味である

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