蕃山

三大難問。武士は文化をつくらなかった?日本は中世がなかった?そして武士とは何か?武士は自らを代表することができるためには何が必要だったのか?町人が普遍的な「人」であるために要請される「学」は16世紀の仁斎が最初に言ったが、この「学」は、武士が武士であるために要請される「学」のこと、19世紀知識人を形成していく彼らの儒教的教養であった。思想史の位置づけにおいて、仁斎と同時代の蕃山の言説は、仁斎の「学」の意味を照らし出すものとしてあったことが分析される。(本多)

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